昨日娘たちと3人で、映画「インクレディブル・ファミリー」を観てきました。
先日テレビでやっていた1作目
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「Mr.インクレディブル」
を観た長女。
とても面白かったから続編の映画を観に行きたい!ぜひ行きたい!とのことで、少々渋っていた次女と一緒に3人で観に行くことになりました。
結果、2人とも楽しんで観ていました!
当日予約しようとしたらほぼ満席だったので、前々日から好きな席を予約しました。人気あるのね。なんとか夏休み中に間に合った!
次女は怖がりだし長女と年も離れているので、いつも共通のものを楽しむのが難しいんですよね~。でも、ちょうど先日「スピード」を2人共テレビで楽しんで観ていたので、アクションものなら2人共楽しく観れそうだな!と思いました。
インクレディブル・ファミリーはハラハラドキドキのアクションシーンもたくさんあるし、日常のあるあるな家族の関係も描かれるので、幅広い年齢層が楽しめる作りになっていると思います。
私はピクサーの作品が好きです。トイストーリー、モンスターズインク、夢と現実の両面が描かれている作品は胸にギュッときます。
では、映画のあらすじをまとめるのは苦手なので、感じたことをつらつらと書いていきます。ただの個人の感想なので、好きなように書いています。
思い切りネタバレ含まれますのでご注意下さい。
考えさせられた所
・依存と自己防衛
父親がスーパーヒーローに依存していたから、父も母も死んでしまったと考えるイヴリン。自分たちで逃げていれば助かったのに、最初からスーパーヒーローに依存するから亡くなってしまった、だから自分で考える力を奪う存在はいらない、と。
この部分は最後まで考えてしまいました。
世の中、もめごとがおこる時は、自分の考えだけが正しい、自分の考えた道だけが正しい、と主張する人が出てくる時。道をいくつか作れるなら作った方がいいし、折衷案でうまくいくなら落としどころを話し合えばいい。それで済む場合はたくさんある。
でも、自分や自分の家族を守る時、自己防衛力を身に着けるのは大切なこと。だから、自分の考えが全て正しいと判断したイヴリンは今回悪役だったけれど、「本来、自分達で考えて行動しなくてはいけないことを、何者かに依存するな」と主張する彼女(スクリーンスレイヴァー)の言いたいこともすごく身につまされるし考えさせられます。
・家事育児の大変さと周りの協力
今回、家事育児に奮闘するパパのボブ(Mr.インクレディブル)。
慣れない子供の世話に寝不足になり、いっぱいいっぱいになった時、親友のフロゾンやデザイナーのエドナが協力してくれます。私にはフロゾンがママ友に見えたよね。
そうなんだよなぁ、自分がキャパオーバーになった時、家事だろうが育児だろうが介護だろうが、1人で抱え込まず仕事を外注する事や周りに分担することは凄く大事なんだよなぁと、と観ながら思いました。それは依存とは違うのだから。
好きな場面
・フロゾンが活躍するところ
フロゾンの技はカッコイイ。船が追突するところを食い止めるところなんかすごくかっこよかった。でもプライベートでは奥さんの尻に敷かれていそうな所も好感がもてます。
・ジャック=ジャックのパワーがさく裂する場面
あぁ、赤ちゃんってあんなんだ。
スーパーヒーローのパワーこそ無いにせよ、自由でパワフルで、周りを無意識に振り回して無茶苦茶で、それでも超絶可愛くて幸せをくれる。
ママのヘレン(イラスティガール)が「ジャック=ジャックが初めてパワーを使うところを見逃した!」みたいなセリフを言う場面があったけど、初めての寝返りやハイハイと同じことなんだなぁと微笑ましかったですね。
それを見られるところが、育児担当している側の役得!Mr.インクレディブル、お疲れ様。
今思い浮かぶ感想はこんなところです。
長女も色々な映画を観るのが楽しくなるお年頃。一緒に色々観たいなぁ。家族と過ごす時間が減る前に。