こんにちは!
すっかり冬らしくなってまいりました!春夏秋冬それぞれの季節が始まったな~と感じた時だけ、なぜかウキウキする、ささやまのどかです。
(^-^)
私は昔からテレビの「ホンマでっか」が大好きで、教育や心理学、生き物、男女の脳の違い、などの話が特に好きです。
なので先生も、生物の池田先生、環境の武田先生、脳科学の澤口先生のお話が好きなのですが、特に心理学の植木先生の話には“ナルホドな~!”と感じ入ってしまいます。
少し前の放送でもそう思ったので、たまったビデオを消す前に書き残しておきます!
11月14日(水)の放送
・日本人は【どうなりたいか?】という夢はよく聞くし、中高生もハッキリ持っている子が多い。
【どうなりたいか】という夢 は became目標
…具体的な目標のこと。例えば、サッカー選手になりたい、東大に入りたい、甲子園に行きたい、お笑い芸人になりたい、など。
・教育先進国は【どうなりたいか?】も聞くし、
【どうありたいか?】という「ありかた」を聞く。
…人間としてこういたい、という目標のこと。例えば、明るい自分でありたい、とにかく前向きな自分でありたい、など。
・“なりたい目標”と“どんな人間でありたいか”を併せて、目標設定と呼ぶ。
目標に向かって、どう生きていきたいか、どんな人間でありたいか、を聞く。
日本の場合は両輪の片方しかやっていない。
・どうありたいか?への回答率
日本の中高生→0.3% フィンランド→60~80%
・日本では、挫折した時の立ち直りがダントツ悪い。
・「ありたい自分」を持っている子は、挫折することがあっても「でも明るい自分ではいられた、負けない自分ではいられた。いたい自分ではいられたんだから、又次も自分はきっと頑張れるだろう。」と次に繋げる為の希望を持つことができる。
・小杉さん「それは何歳位から聞けばいいんですか?」
植木先生「夢を尋ねる時、小学校に入る時とか。
でも、海外では会社員に対しても聞く企業もあります。具体的な仕事の目標と共に、どういう社員でいたいか、どういう生き方をしたいかをセットで聞きます。
子どもも大事ですが、大人こそ大事なんですよ。」
私、この話を聞いて「あ~!ほんまそう。子どもに対してもだけど、自分こそ、どんな自分でありたいかを持っておくことが、めっちゃ大事やな」と思いました。
私はいつも子どもに「今は具体的な夢があってもなくてもいいから、とにかく自分が、“凄く好き!これは興味あるし、ずっと好き!”と思える物をいくつか持っておけば、人生が豊かになるし、苦しい時にそれらがきっと助けてくれるはず。」 と話すんですよね。
でもこれからは「どうありたいか」っていう話も、機会をつくってしていけたらいいなぁと思いました。
子どものことも、私がもっている小さい頃からの「こういう子だな」というイメージと現在とでは、成長途中で変わっている所や知らない部分があります。
先日、考え方ややりたい事などの質問をしてみて、そう感じることがありました。私、子どものことはしっかり見ているつもりだったし分かっているつもりだったけれど、ちゃんと見れていなかったんだなぁと。
子どもの話を聞くって、本当大事なんですね。
ちなみに、またまた植木先生の話ですが、子どもを褒めすぎるのも良くないそうです。
褒める時は、やりたくない事を我慢してやったという、その心に対して「やったね。えらかったね。」という承認を与えると良いと。
本人が自発的にやっている時に褒める必要はなくて、黙って見守るのも教育の1つ。
・集中したり、楽しそうにやっている時
…黙って見守る教育は、自発的に一生続ける。
…褒める教育は、ほめられなくなるとやめる…「褒められる為にやる事」にすり替わる場合がある。
結果に対する感想とかは大丈夫だそうです。
子どもができなくて苦しんでいる時は、やっぱり共感するのが大切みたい。
いや~、難しい!でもこういう心理学的な話は楽しい。(^^)
【どうありたいか】が大事、という教育の話、でした!