ここ最近、志村さんの追悼番組や動画ばかり見ている。新学期の準備や日常のこともしなくちゃいけないのにね。
子供の頃わくわくして8時だよ全員集合を見ていた。ハチャメチャな舞台が好きだった。沢田研二さんとの鏡コントなんかも好きだった。ギャグやコントは書き出したらキリがないね。
父と一緒に笑って見られる数少ない番組だった。だから志村さんのコントを見るとコタツで笑っている父を思い出す。
ネットのコメントやブログを見ていて、改めてたくさんの人にすごくすごく愛されていたんだなと分かる。それぞれの人の中に、それぞれの志村けんさんが住みついている。
爆笑問題の太田さんが「みんな遺族みたいなもの」と言っていて、ほんとそんな感じだなぁと思った。千鳥の大吾さんは凄く可愛がられていたようだけど、コメントがネットに出ないことが逆に大丈夫かなと心配になる。
子供の頃たくさん笑わせてもらって、大きくなるにつれ私自身が志村さんをテレビでそんなに見なくなっていって。でも大人になってふと志村さんのバカ殿様を見て、ずっと同じようにコントを作り続けて人を笑わせているなんて凄いことだと分かった。志村さんが作るコントのアドリブのような息のあった掛け合いは今見ても笑ってしまう。
子供ができて、一緒に志村どうぶつ園を見るのも幸せな気持ちだった。パン君も寂しいよね。まだまだずっとテレビで見られると思っていたよ。
こんなこと書くのは気がひけるけど、新型コロナと志村さんをあまり結びつけたくない気持ちもある。
もっともっと、志村さんには純粋にコメディアンとしてだけ伝え続けたい、動画を見て子供から年配の人まで一緒に観て笑っていたい、そう思う。
まだまだ受け入れられないけど、志村けんさん、たくさん笑わせてくれてありがとう。
