のんびり

雑記ブログです。日記、お出かけ、絵本、子育て、USJ、テレビ、家事、など。好きなことを好きなように書いています。

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子供は1冊でも強烈な読書体験をしたら、本好きになるのでは?

 

前書き

子育てをしていると、“本が好きな子になってくれるといいな”って、思ったことがある人も多いんじゃないでしょうか。

 

本を読むと頭も良くなる…なんていうのはよく言われることですが、何より

「人生が豊かになる」

気がします。

 

私は子供の頃は本は好きだったので、自分の子供には本を好きになってほしいなと思ってきました。

これは大げさではなく

「人生観を変えてくれた本や漫画とどれだけ出会えるか、は、心の豊かさに繋がる。」

と思うんですよね。

漫画も本も両方ほしい。

だって人と語り合うのも、どちらも楽しいですもん。(^-^)

 

でね、思うんですよ。

 

子供は一冊でも強烈な読書体験をしたら、本好きになるのでは?って。

種類の違う強烈さが、何回かあると尚よし。

 

だから、子供のうちに、自分で選んで、読んで、心に刺さる読書体験をさせたい。

年齢は、できれば小学生の間に一度、そういう体験がほしい。

 

親がそうさせたい場合は、読ませたい本をなんとなく目に着く本棚に並べておくか、我が子の好きそうな本を調べて選ばせてあげるか、かなと思います。

子供にとって、自分から手に取った、というのも、大きなポイントになると思う。

自分が選んだ本が、なんと、めっちゃ良かった‼っていう体験。

私の選ぶ目、凄いんちゃう?っていう。

 

あと、小さいうちから、本人のお気に入りの絵本を手元に置いてあげたり、とかでしょうか。

それが親が思う絵本とは違っても、やっぱり子供が好きな絵本がいいなぁと思います。

 

長女の場合(小さい頃から物語が好き)

現在、高校生の長女は、小さい頃からお話や絵本が好きな子供でした。

前にも、そんな話をブログに書いた事があります。

www.nonbirinodoka.com

でもこれは、誰にでも当てはまる事ではないなぁと次女が生まれてから思いましたが、その話は又後で。

そんな長女は絵本の楽しさから始まり、日本昔ばなし等から、少しずつ字だけの本にも移っていきます。

幼稚園時代は先生が読んでくれた、「もりのへなそうる」とか。

家で読んだ中川利枝子さんの「いやいやえん」は、ちょっとゾッとした、怖かったと言ってましたね。他の普通の本とは違う、と。

最初に、何がワクワクしたかといえば、王道だけど「マジックツリーハウス」。

丁度、芦田愛菜ちゃんが声優をした映画が上映されていたのも、キッカケになりました。

幼稚園ながらに少しずつしか進まないページを、私と交代交代で読んだり、読み進めていきました。小学生になってからはかなりスピードアップしていきました。

もうその後は、ほっといても自分から本を読むようになりました。

今ではすっかり有名な「銭天堂」に、「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズ、はやみねかおるさんシリーズで更に本にのめりこみ、それからハリーポッター全巻を楽しみつくしていました。

私とも本の話をしてくれて「赤毛のアン」の物語の素晴らしさを一緒に語り合ってもくれました。

あと嬉しかったのは、自分が子供時代に読んだミヒャエル・エンデの「モモ」を勧めたら、長女から「今まで読んだことの無い感覚の本だった。凄く良かった!」と言ってくれた事でした。

 

最近は話題になった本等、色々読んで現在に至ります。

 

次女の場合(小さい頃はそこまで本が好きではない)

次女は、長女と比べたら、そこまで物語好きではなかったと思います。

読みたがる絵本も間違い探し等、どちらかというと、遊んだり見て楽しむ絵本が多かったかな。

それが小学生になってから少しずつ、字だけの本もゆっくり読むようになってきました。

好みが長女とはまた違って、そこが面白いです。

「大造じいさんとガン」とか、割と渋くてカッコイイ話が好きです。

次女は、中学受験するかは分かりませんが、今は塾に通っているので、国語の問題で色々な文章や本に触れる機会があります。

ちょっと難しいものもあるけど、面白い本の抜粋が多いんですよね。

続きが知りたくなる。ここが分岐点かも、と思います。

それで、続きを読みたい本を買うようになります。

長崎夏海さんの「空にふく風」、説明文で読んだ理科系の本、最近で彼女のお気に入りは重松清さんの「口笛番長」。

この「口笛番長」が今のところ彼女が一番好きな本のうちの一冊です。

一生懸命、私に音読してくれる姿が可愛いのです。

次女はこの本の登場人物で最初嫌いだった子を、途中から好きになるんですね。

本の登場人物だからそうなれる部分もあるけれど、成長を感じて嬉しかったんです。

ちなみに私はまだ音読で途中までしか聞いていませんが、プロローグが良かったです。

次女いわく、最後まで読めばエピローグが更に良いそうです。

このまま、どんどん本を好きになっていってくれたらな、と思います。

 

自分の場合

そんな次女の姿を見て、私も子ども時代を思い出しました。

私の場合は、小学校の教室文庫にあった灰谷健次郎さんの「プゥ一等あげます」で感動して、本ってすごく面白い!って思ったんです。

そのあと、灰谷さんの本を読んで分かったんですけど、これでもか、これでもか、これでもか、ウォー!と泣かせにかかる部分があります。きっと分かってくれる方もいるはず…。

子供の頃から、大人になってからもですが、色々な種類の本との出会いがね、やっぱり大事ですよね。

その後は本が好きになって図書館に借りに行ったりして。

「七つの人形の恋物語」も好きになりました。

作者は「ポセイドン・アドベンチャー」のポール・ギャリコです。

夫と会った頃、この映画が大好きと聞いて、おおってなりました。

 

高校生では先生が授業で中上健次さんや、吉本ばななさん、山田詠美さん、フィリップ・k・ディックの本などを扱ってくれたので、それも自分にとっては世界が広がったなぁと思います。

他は、河合隼雄さんが書かれた文章は面白いなぁなんて感動しました。

 

周りの大人の対応

子供が何かの本や読み物に感動して話してくれた時、お父さんやお母さん達は、ぜひ興味を持って聞いてあげてほしい、です。

あまり関心が無かったり忙しかったとしても、興味があるフリでもいいから。

私は当時、母に話して、私も次女のように音読して聞いてもらったりしましたが、母の反応は薄かったんですよね。

「いい話だね」で終わったような…。

忙しいから仕方なかったのかもしれませんが、もうそれ以上、あまり母に本の話をしても仕方ないなと思うようになった気がします。

だから次女には、とことん付き合ってあげたい。

それは、あなた自身にも興味があるよ、という事になるし。

あなたが好きなもの、感動したものを知りたいよ、という事になると思います。

子供はそれが嬉しくて又話したくなるし、又好きな本を探したくなるもんです。

本を好きになりかけた子の話を、聞いてくれる大人がいてくれたらいいなと思います。

 

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