こんにちは!
2019年3月17日の日曜日、家族で大阪市立美術館の【フェルメール展】に行ってきましたよ~!
私が美術館に絵を観に行く時、一番気になるのが混雑状況。
せっかく絵を観に行ったのに人だかりでほとんど見えなかったり、順番待ちで疲れはててゆっくり観れないのでは、何をしに行ったのかとガッカリするからです。(ノД`)
しかーし!今回は日曜日に行った割には、
チケットは2番目に並ぶ位で購入、人気の絵も1分~3分程待てば、絵のど真ん中一番前に立って、ちゃんと観ることができました!
時間、料金、館内、などの情報や、感想などを書いていくので読みたい所を選んで読んで下さいね!
私は美術のことは分かりません。ただ綺麗な絵を観たくて、たまに美術館に足を運ぶ程度です。美術的な解説は出来ませんので、あしからず。(^^)
私が自分の中で思う好きな絵は、ただひたすらボーっと観ていられる絵です。
フェルメールは6作品。
「マルタとマリアの家のキリスト」「取り持ち女」「リュートを調弦する女」「手紙を書く女」「恋文」「手紙を書く婦人と召使い」
東京展のように「牛乳をそそぐ女」は無いので、ご注意下さい。
前情報
期間
2019年2月16日~5月12日
場所
大阪市立美術館
すぐ近くには天王寺動物園や阿倍野ハルカスもあるので、観光込みで行くのもいいかも。昔の天王寺とは全然イメージが違って驚きました。緑の芝生にオシャレなお店が並び、ぶらぶら歩いても何か食べても楽しい。私は家族とランチしました。
アクセス
JR線の天王寺駅、又は近鉄線の阿部野橋駅を降りて、北西へ約400m。
美術館の近くに地下駐車場もあり。駐車料金は最大2400円でした。
時間
9:30~17:00。(入館は閉館30分前まで)
休館日及び開館時間は変更になる場合あり。ホームページ等で確認がおすすめ。
混雑状況
私達は2時頃に入館。チケットは2番目に並ぶ位で購入できました。
結構人はいるものの、数分待てば絵の真ん前に立てましたよ。
入館料、チケット
中学生以下は無料。一般1,800円、高大生1,500円
音声ガイド
600円で貸出。石原さとみさんナビゲーター、大場真人さんナレーション。
私は借りました。絵の説明が聞けて分かりやすかったです。
館内
全体図とルート
第1章…肖像画、7作品
第2章…神話画と宗教画、6作品
第3章…風景画、10作品
第4章…静物画、3作品
第5章…風俗画、13作品
第6章…フェルメール、6作品
こんなルートとなっております。
全部で8部屋あり、途中に1か所、座って休憩できる部屋があります。
フェルメールの作品は最後の3つの部屋に飾られています。
「とにかくフェルメールだけ観にきたんや~!」という方は、ずずいと奥まで進んで下さい。
お時間と体力が大丈夫な方は、他の作品も見ごたえがあったのでぜひぜひ。レンブラントのお弟子さんの絵とかもあって面白い。
ただ時間配分だけ気をつけて!
うちの長女はどの絵もじっくり観るタイプなので、最後フェルメールを観る為に第5章は飛ばしていました。疲れちゃったのね。
所要時間
私と長女はじっくり観たので2時間ほど館内にいましたが、夫は7歳の次女に合わせてくれたので1時間弱かな?
普通は1.5時間ほどかもしれませんね。人によるからな~。
印象に残った絵
第1章、肖像画
フランス・ハルスという画家が、あるご夫婦の肖像画を描いた絵がありました。1人ずつなので横並びに2枚飾られています。
長女と
「こんな大きな肖像画を一枚ずつ描いてもらうなんて、お金持ちだったんだろうねー。」
「未来人にこんなに見られることになるとは思ってなかったろうねー。」
と話しながら鑑賞しました。
洋服が全体的に黒なんだけど、光沢があって綺麗だったな。
第2章、神話画と宗教画
「洗礼者ヨハネの斬首」は残酷で、眉をひそめながらもじっくり観てしまう絵でした。下部分の絵は切り取られたと音声ガイドで聞き、かえって想像してしまうよな~と思いながら鑑賞。
第3章、風景画
風景画は好きなので、ゆっくり観てしまいますね~。「トビアと天使のいる風景」「捕鯨をするオランダ船」などが印象に残りました。
第4章、静物画
「海辺の見える魚の静物」は魚と甲殻類の質感が生々しい。「野うさぎと狩りの獲物」うさぎの毛並みが本物のよう。
第5章、風俗画
「本を読む老女」が頭から離れない。絵ハガキあったのかな、あったら買えばよかったな~と思いました。老女の皺やら、大きく描かれた本がね…。なんて書いてあるのか、老女がすごく熱心に読んでる理由とか、なんか気になる絵でした。
この章は印象に残る絵が多すぎて書ききれない。
第6章、フェルメール
やっときたよ、フェルメール!
部屋に入ると、正面にどどんと「取り持ち女」。インパクト大。
洋服の黄色と赤と、陶器の青が美しい。それに相反してゲスい表情の人達。 どうしても女性の胸におかれた手と、真ん中で光るコインに目がいく。一番左の男性が、フェルメールの自画像かも…と音声ガイドが話していた。なんかショック…。他にもっといい表情の自画像ないんかな(^-^;
「手紙を書く女」は、やっぱりホワンとした不思議な光り方が魅力。女性の表情も優しく美しい。
「手紙を書く婦人と召使い」これが一番好きになったかも。上の看板の絵です。手紙を書いている女性より、窓の外を見ている召使いに共感して絵の中に入り込んでしまう。
「恋文」は構図が面白い。隙間から覗いている気分になっちゃうよね~。
感想
私は絵の真ん前に立ってボーっと絵を観る時間が好きです。
自分の中で魅力的な絵とは、長い時間ボーっと見ていたい絵かどうか。
昔、フェルメールがこのキャンバスの前でこの絵を描いていたんだなと想像すると、素直にすごいと思えます。
当たり前だけど次の人に譲らないといけないので、絵の真ん前に立てるのは数秒ほどです。ゆっくりボーっと観るなら、後ろから。そこそこ観えますよ。
昔、母がフェルメールの絵を観たがったから展覧会に連れて行ったんだけど、人が多すぎて病気を患っていた母には負担が大きすぎると思ってあきらめたんです。
私は今回、初めて観ることができました。お母さんとも観たかったなぁ。フェルメールの絵を教えてくれてありがとうって伝えたい。
お土産
悲しいかな、写真が載ったパンフレットがなかったのよね。
小さなチケットの半券を大切に持っておこうかな。撮影は勿論ダメだったしね。
そんな訳で、自分の中では恒例の絵ハガキを買いました。
観ていない絵も、フェルメールじゃない絵も混じってるけど、いいのよ思い出だから。
は~。贅沢な時間でした。
もし興味があったら、行ける時に観に行かれることをオススメします。思い立ったが吉日です。(^^)
フェルメール展を観に行った話、でした!