のんびり

雑記ブログです。日記、お出かけ、絵本、子育て、USJ、テレビ、家事、など。好きなことを好きなように書いています。

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親の役目の変化、を感じた夜のこと。大きくなったら、親ができることなんて大して無いよなぁ。

長女、1学期の期末テスト真っ只中。

ついこの間、中学生になったのに、もう受験生だなんて早過ぎる。

 

入学したての頃は中学生活になかなか慣れなくて、ぐったり疲れて帰ってきていました。

定期テストも学校の課題やワークに追われて、自分でテスト勉強する時間をとるのも難しく、1年生の間は私と2人で計画をたてたり、一緒に勉強してみたり、数学の思考問題を解答用紙を見ながら教えたり…。

でも3年生の今は、難しい数学の問題もとりあえず解答を見れば自分で理解できるようになり、逆に私が、中1以降は勉強を教えるのも難しくなり…。

長女は塾に通い出し、私が勉強面で直接出来ることは進捗状況を時々聞くことと、長女と会話すること、位になってきました。

 

それでもね、私にたまに様子を見に来てほしいと言うから、部屋に時々行くんですけど、やること無いんですよね。

私は長女にくだらない話をふって笑ってるだけなので

「ママ、ここにいる意味ある?かえって邪魔じゃない?」って私が聞いたら、

「いてくれるだけで安心する」と。

 

うーん、普通は親が部屋に近づくのも嫌がるお年頃だろうに、ありがたい事ですなぁと思いつつ、何もしないのもなぁと考えていたら…。

長女がやたら切り貼り作業をしているんです。

聞くと、前回の社会の実力テスト直しを提出する為、まだ貼っていなかった表や資料の縮小コピーを切り貼りしているんだとか。

「ママ、それなら出来るからやろうか。その間、少しでもテスト勉強に時間を使いなよ。」

「いや、悪いよ…。」

「いいよいいよ。それで長女のテストが1点でも上がるなら(笑)」

「そう?じゃあ…ありがとう。」

 

過保護発動。私は久々に何か手伝ってあげられることが少し嬉しく、

「こんなん大変だよね。間違い直しだけでいいのにね。先生もコピー用意するの大変じゃんね。」

なんて話しながら、もたもたと切り貼りしていました。

 

それをしながら、なーんかもう私が得意な顔して、子供に何かを教えてあげられることって、ほとんど無いよなぁって。

経験的なことはあるかもしれないけど、経験ってやっぱり自分でして学んでいくものだし。

 

赤ちゃん時代はみんなみんなお母さんが世界の全てで。

私も初めての子育てに余裕は全く無かったけど、

「あぁ、誰かにこんなに必要とされたことは生まれて初めてだなぁ。仕事なら私の変わりはいくらでもいるけど、この子は私じゃないとダメだと泣いてくれるんだよなぁ。可愛いな。私が出来ることなら何でもしてあげたいな。」

なんて感激したんですよね。

 

よく、優秀な人がでると親にインタビューしたりするじゃないですか。

でもあれ、やっぱり本人に聞いた方がいいのになって、最近思って。

勉強やスポーツで偉業を成し遂げた人に、親にしてもらったから頑張れたことを聞いてみたい。

だってね。親が思ってることと子供が思ってることは、ズレがあるかもしれないしね。

 

最近は、自分なんか特に、親が出来ることなんて環境面や経済面、ご飯を作ること以外(これだけでも夫婦2人で精一杯だけど)、大して無いよなーって。

結局自分の能力を見極めてどこまで頑張るかも本人が決めることだし。

 

十五歳の長女が勉強する後ろ姿を見ながら、私も少しずつ子離れしなければ、としみじみ思った夜でした。

 

 

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