のんびり

雑記ブログです。日記、お出かけ、絵本、子育て、USJ、テレビ、家事、など。好きなことを好きなように書いています。

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【大草原の小さな家】シーズン1、第3話「わたしの母さん」

以前「大草原の小さな家」の再放送が始まって嬉しいという話を書きました。

中でも特に好きな話を、自分で振り返る為にも記録しておこうと思います!

大草原の小さな家が大好きだった方、BSは見れないけどドラマをちょっと思い出したい方、良かったらぜひ一緒に楽しんで下さい!☆彡 

www.nonbirinodoka.com

 

ちなみに、第1話~第11話のタイトルはこんな感じ。

 

第1話「旅立ち」…はい 、見逃しました。きっと素晴らしかったはず(T_T)。これ以後は予約録画で見逃さずに観ていく予定です。

第2話「すばらしい収穫」

第3話「わたしの母さん」

第4話「遠くで働く父さん」

第5話「エドワーズおじさんがやってきた」

第6話「ローラの初恋」

第7話「おめでとうエミーおばあさん」

第8話「オルガの靴」

第9話「母さんの休暇」

第10話「母さんの教室」

第11話「あらいぐま見つけた」

 

青い太字で書かれた話をピックアップしていきたいと思っています!

ちなみにネタバレ満載で書いていますので、ご自分で実際にドラマを見ながら振り返りたい方はそっと閉じて下さいね。

ではいきます!今回は「わたしの母さん」です。 

 

 

 

第3話「わたしの母さん」

 もうこれね~。しょっぱなから言っちゃうけど、最後のローラの作文が泣かせるんですよ。(ノД`)・゜・。子どもの頃の自分も感動したと思うけど、母親になった今観たら号泣せずにはいられません!

 

最初から書くと、ローラとメアリーが初めてウォルナットグローブの学校に行く日の朝から始まります。レモンバーベナの素敵な香りがするビードル先生や、いじわるなネリーに初めて会う日ですね。

 

朝、ローラは怖がって「学校に行きたくない」と言ってベッドから出てこないんです。そこでいつものチャールズ父さんの「大丈夫、ちょっと話してくる」ですよ。父さんはすぐに「大丈夫、おれが話してくる」なのよ、あの笑顔で。ずるいよあんな父さん。いいなぁ。

母さんもさ、ちゃんと子供達の身の回りの世話をして、あたたかくて、どんだけ良い家庭なんだっていうね。でもちゃんと姉妹ゲンカのシーンもあるし、今後それぞれの欠点も描いていくのがこのドラマの素晴らしいところなのよね。

 

しっかり者の姉さんメアリーも不安そうなんだけど、2人とも頑張って学校に向かうんです。最初は他の子供達に少しからかわれます。でもすぐに学校が楽しくなります。ローラはまだ字が読めないから、皆に追いつく為にも一生懸命勉強するんですね。その姿が可愛くて。

夜は父さんと家で復習。もう寝なさいと言われた後もローラはナイトキャップを被って

「父さん!H、A、T。ハット。」

そしたら父さんが二ッと笑って

「B、E、D、ベッド。」

その後、姉さんがローラの肩をたたいて

「F、A、T、ファット。まるぽちゃ。」

とからかって笑う。ローラ、少し拗ねたような顔をする。

 

………。

 な、なんか幸せそうすぎて眩しいいぃ…。

 

ローラの心の声が流れます。

「もし日記帳があったら、学校について書きます。

父さん達の言う通り、楽しい所でした。

文字が組み合わさって、言葉になると知りました。

でも上手く書けるようになるまで、時間がかかりそうです。」 

ローラが、学ぶ喜びやものごとを知る楽しみを覚えていく姿は、父さんも母さんもビードル先生も画面を観ている私も、愛おしくて応援したくなる気持ちいっぱいになります。 

 

そんな中、もうすぐやってくる参観日の発表の為に、子供達は作文を作ります。ローラは楽しみだけど不安です。姉さんのように上手に文章が書けない。みんなから笑われるかもしれない。そんな不安を母さんに話します。

「私怖いの。たくさんの人の前に立つのが怖くてたまらない。だってきっと笑われちゃうんだもん。」

 母さんは「今もっている力を出せばいいのよ」と言ってギュッとローラを抱きしめます。

 

 その傍ら、母さんのキャロラインはネリーのお母さんオルソン夫人から、卵の売り値を安くたたかれたり意地悪を言われたりして、険悪なムードになっています。

母さんは良妻賢母なんだけど、オルソン夫人の常識外れた言動には怒り心頭。

自分の洋服に使う生地を買いにオルソン夫人の店に行ったら、嫌味を言われたので頭にきて、予算オーバーの上質な生地を買ってしまうんですね。母さんは無駄遣いをしたと落ち込みます。

 

でも参観日の朝、美しい生地で出来上がったドレスは2枚。ローラとメアリーの可愛い水色のドレスでした。子供達は

「母さんのドレスを作るはずだったのに…」

と遠慮しますが、同時にとても感激してお礼を言います。

2人共すごく似合っていました。 

 

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ローラの作文はこんな文章でした。 

「“わたしの母さん”

西部に移ってきた時に父さんがどんなに頑張ったかは、メアリーが話します。

父さんと同じ位すごいのは母さんです。母さんはとても働き者です。昔からずっと。

料理をして掃除をして縫物をして、私達と父さんを支えてくれます。

 

私は小さかった頃に熱病にかかりました。

母さんは夜じゅう側にいて、寝ないで私を看てくれました。

私がいつ目を覚ましても、優しく笑いかけてくれて、冷たい布をあててくれました。

 

今、私と姉さんは、元気でグングン大きくなっているそうです。

でも夜にちょっと咳をすると、母さんはハシゴを上がってきて、私達が大丈夫か確かめに来ます。すごく疲れている時だってあるかも。でもそれを見せません。

 

私が一日の一番初めと一番終わりに見たいのは、母さんの笑った顔です。

母さんは卵を売って、自分のドレスを作る為に生地を買いました。でも今日の朝、それは私と姉さんのドレスになっていました。

優しくてあたたかい。それが私の母さんです。そんな母さんが私は大好きです。」

 

もうね、ローラが話し出した所から泣けるし、最後の方は嗚咽がもれるよね。自分は勿論こんな優秀なお母さんじゃなくてダラダラ母さんなんだけど、子どもが病気になった時は、自分でさえこんな風になるのを思い出すよね。

全ての子どもにとって、お母さんの笑顔がいかに大切かを教えてくれます。

 

参観が終わった後、母さんはローラに言います。

「ローラ。発表とても感激した。一言一言大事にするわ。だけど…。あれはちゃんと紙に書いてはいなかったでしょう。」

 

ローラはそれを認めて、母さんと一緒に先生のところに行きます。

先生に作文の紙を見せた後の、ビードル先生のセリフがまた良いのよね。

「ローラは言葉の方は随分覚えたと思います。後は上手く文に出来ないとね。このまま頑張って続けていけば、きっと1年たった頃には立派に書けるようになるはずよ。」

 

そして数十年たった頃には、世界中から愛される自伝的小説を書くようになるんですよね。それを思うと見ている私は作家ローラ・インガルス・ワイルダーの第一歩を見たようで胸が高鳴ります。

 

は~。余韻に浸るなぁ。

ローラ。マイケル・ランドンさん(父さんのチャールズ役で監督)。ありがとう!

 

この回のお話は他にも、オルソン一家の面白さや初めての学校など、小さな見どころがたくさんあります。 母さんの宝箱、実際にローラの作文に書かれた文字。母さんの心の葛藤。父さんのウィットにとんだセリフ。

このドラマをもう一度見始めると「あぁ、ローラ達が着ているふんわりした可愛い普段着やエプロンにも憧れたなぁ。この小さくて可愛い家にも。レモンバーベナってどんな香りなんだろう。」なんて感じます。うっとり。

 

 

次は、また書けたら「エドワーズおじさんがやってきた」の話を書きます~。

 

 

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